~6月3日配布した文章です。~
品川パートナーズ(仮称) 設立の呼び掛け
政治に対して、言いたいこと、伝えたい思いを皆さんお持ちではないでしょうか。
特にコロナ対応では、私たちの実生活を軽視したた場当たり的な対応を続けている政治に対して、「いい加減にしろ!」と言いたい方も多いでしょう。
しかし、政治に不満を持ったとしても、どこに伝えていいのか、どうすればよいのか、分からない人がほとんどです。私たちと政治との距離が遠いのです。
政治との距離の遠さは、政治に対する期待や関心を持てなくしています。国政選挙でさえ、最近は衆議院は約53%、参議院に至っては約48%と半数以下となり、国民の半分が政治への期待と関心を失っているのです。
この結果どうなったのでしょうか。一部の声の大きな人々の声が政治に反映され、その声によって決められた政治に、多くの人が従う社会となりました。
政治のあり方は、私たちの生活に大きく影響します。南北に分断された国家や内乱状態の国家の現実は、政治がいかに実生活に影響を与えるかを教えてくれます。
しかし、政治家や官僚を非難しても、決して彼等彼女らが変わることはありません。それは彼等彼女らが、与えられた職務を、責任を持って仕事をしていると信じているからです。
言い換えると、政治に届かない声に応える必要がないと思っているのです。
政治を一部の人たちの道具ではなく、多くの人々が共有できる手段とする必要があります。政治を私的な一部のものではなく、公の私たちのものという、ごく当たり前の基本に立ち戻ることが大切なのです。
私たちの声を政治に届かせないことが、政治が「誰のための政治なのか」の判断を誤らせてしまっているのです。
この問題を解決するためには、私たちの声を「政治に届け」るプラットフォームが必要です。
2017年10月に草の根民主主義、ボトムアップ型の政治を標榜する立憲民主党が誕生しました。そして「立憲パートナーズ」という私たちの声を政治に反映し実践していく組織を立ち上げ、活動をはじめております。
この立憲パートナーズ本部と協働しながら、私たちの声を政治に届け、政治に反映させるプラットフォームとして、政党とは独立したグループとなる「品川パートナーズ(仮称)」の設立を呼びかけます。
「あなたの声が政治を変えていく」
一人では何もできないのではなく、一人でもできることはたくさんあります。そうした人の思いや声を政治に届け、私たちの視点で新しい政治の形をつくる時期が来たのです。
ひとりでも多くの方から、品川パートナーズの活動にご理解とご賛同を頂き、お力を賜りますようお願い申し上げます。
2021年6月3日
呼びかけ人 横嶋 勝仁